当然、外国人プレイヤーは日本語がわからず、niji の言葉を無視し続けていたし、koreanに認定されてもいた。

それでも彼はLegionaireの2ndバグを使い続けながら、外国人プレイヤーに罵倒を浴びせ続けていた。

彼は今HoNをプレイし続けているのか、あるいは別のゲームを始めたか、それともゲームから離れているのかはわからないが、

彼の「ほんまお前な、使えへんわ。Wardおけや。なぁお前やWitch」と外国人プレイヤーに罵声を浴びせ続けていたことを俺は忘れられない。

彼の悲痛の叫びは届かなかった。

言語と言う壁の前にnijiは成す術が無かったのだ。

それでも、いや、だからこそ言わなければ伝わらない。

彼は、言語と言う壁の前から声を張り上げて言語の壁の奥に居るWitch Slayerに罵声を浴びせ続けた。

彼は必死だったのかもしれない。

だからこそ、口汚くなってしまったのかもしれない。

そして、自分の扱う言語が、Witch Slayerに届かない事をわかっていたのかもしれない。

それでも立ち向かったnijiを忘れられない。

彼はただ方向性を誤っただけなのだから。

nijiは今何をしているのかはわからない。

しかし今でも、何らかの障壁を前に格闘しているのだろう。

nijiは今でも、越えるべき壁を前に、別のアプローチで挑む。

投稿者：ガイア吉成