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堀さんと宮村くん微熱ディスプレイの世界パターンその1 駄目人間
いきなり三本紹介するけど、それについて解説します。
HEROさんの運営する個人web漫画サイト、
読解アヘン。
恐らくweb漫画通であるならば誰もが知っているであろうサイト。
このサイトでは長期更新されている、堀さんと宮村くんをはじめ、
不定期で前半後半+おまけで構成されている、
二話完結短編が更新されるのよね。
堀さんと宮村くんはいわゆる
青春ラブコメ。
ジャンルはありがちなんだけども、この作品は妙に
リアリティがあるんだよね。
本当にいる友達の日常を神の視点で見てるような、そんな気分になる。
だからしょーもないギャグでも腹抱えて笑っちゃうし、
何気ない日常を見て心が温まる。
キャラはみんなどこか変で、でもそれをお互いが許容しあって、
傷つけあうことなく、絶妙なバランスでなりたってるんだよね。
たまにぶつかったりもするんだけど、それもまたいいんだよね。
とりあえず10話くらい読んでみて。
ハマる人は
ハマるから。
そして短編も、全てが高い完成度で面白い。
ほとんどが
イマドキな感じの若者の葛藤だとか
甘酸っぱいけど報われない青春だとか、共感できる人は多いはず。
万人受けはしないが、
好きな人は好きって作風。
短編の中でもオススメなのが
微熱ディスプレイの世界と
パターンその1駄目人間。
短編だから解説はしないでおく、短いので是非読んでみてほしいな。
彼(彼女?)の書く短編の全てにいえることは、
終わっても続いているということ。
この物語はここで終わってしまうけれども、
彼らはこの世界でずっと息をしているんだろうな、と思える素敵な魅力があるんだよね。

THE PENISMAN
日夜怪人と戦うヒーロー、ペニスマンの成長を描く漫画。
確かに名前は
下品だ、内容も
下品だ。
だが待ってくれ、この漫画は間違いなく面白い。
作者はあの東京食種の
石田スイさん。
彼がプロの漫画家になる前、東京食種を連載する前にwebで更新していた漫画、
それが
THE PENISMAN。
最初はただの
ギャグ漫画、ある種ワンパンマンに通じるところもあるのだが、
徐々にストーリーは
シリアスへと傾いてゆく─────
最初は落書きのような画力も後半になるにつれ上がってゆく。
落書き感は多少残るものの作風と割り切ればOK。
キャラクターがどれも
バツグンの
個性と
魅力にあふれている。
本筋は邪道でエログロだが、その中に王道漫画の必須要素である、
友情・努力・勝利が組み込まれている、
もはや最強。
そして、この要素をさらに洗練させたのが
東京食種。
そら、面白いに決まってるわな。
真実の魔法少女
主人公、倉田総一郎は何故か自分の部屋でくつろいでいた魔獣、
ポルト・ヨルドーと出会い物語の歯車が回りだす。
倉田総一郎は
某死神のノートを持つ天才高校生にどこか似ている、いや
似せている。
これもペニスマンと同じく、序盤は
ギャグで進むが、
中盤から
ラブコメ、
頭脳戦、
激しい戦闘と、さまざまな要素が交差し、
面白さが加速してゆく─────この漫画の欠点として、
画力は低くないのだがキャラを厳密に書ききれておらず、読んでいると混同したり、
カタカナの固有名詞が飛び交って、物語がこんがらがったりする。
しかし、全てを把握できさえすれば、
面白さは
バツグンだ。
今は
ガンガンオンラインにて
リメイク作が連載中。
だけど俺はオリジナル版の作者が好きなことを好きなように書いてる作風が好き。
今回のまとめはここまで。
その1、という事でこれからちょくちょくまとめてゆきます。
では。
投稿者:沢田